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国内で唯一夏の公認マラソンである「北海道マラソン」
8月の終わりに札幌で開催されるフルマラソンで、市を挙げての一大イベントです。
夏の終わりにフルマラソンにエントリーしておくことで夏場に走る理由を作ることができます。
初めて北海道マラソンを走りサブスリーを達成した私が感じたことを解説していきます。
この記事で分かること
- 北海道マラソンを走るメリット
- 北海道マラソンのコースと攻略ポイント
- 北海道マラソンでの注意点
- エントリーから走るまでの流れ
- おすすめ交通手段と宿泊について
この記事を読むと
- 北海道マラソンのエントリーから走るまでの流れが分かる
- 北海道マラソンの攻略ポイントが分かる
- 道外からの参加もスムーズに準備できる
北海道マラソンに出てみたいけど準備が大変そうという方はぜひ最後まで読んでください。
夏に北海道マラソンを走るメリット
なぜ北海道マラソンを走ろうと思ったか?
それは北海道マラソンにメリットを感じたからです。
- 夏に走り込むきっかけができる
- 秋のレースへはずみをつけることが出来る
- 涼しくて走りやすい
- 北海道旅行も楽しめる
一つずつ解説します。
夏に走り込むきっかけができる
8月27日という夏の終わりに開催される北海道マラソンにエントリーすれば、7月と8月は走り込まないといけません。
北海道マラソンを入れておけばサボりがちな夏場にしっかり練習するようになります。
秋のレースへはずみをつけることが出来る
秋のレースに向けてフルマラソンを走ることで自分の走力を測ることができ、実際のレースを体験することで秋の大会に向けての課題を明確にすることができます。
涼しくて走りやすい
北海道マラソンは、一般的に涼しくて走りやすいです。
湿度や気温が低いので熱中症のリスクを心配せずに全力が出せます。
結果として良質なトレーニングになります。
2018年 | 2019年 | 2022年 | 2023年 | |
スタート時 気温 | 25.5度 | 18.7度 | 24.5度 | 29度 |
2023年は暑くて過酷なレースでした
北海道旅行も楽しめる
夏の北海道マラソンは観光にも最適。
特に会場が札幌なので富良野や小樽へのアクセスが良く、グルメや観光が楽しめます。
マラソンも観光も楽しめる北海道マラソンは夏休み期間中なのでお子さんがいる方も家族で行くことができます。
私も家族旅行をかねて行きました!
レースまでのスケジュール
北海道マラソンのレースまでの流れを説明します。
- レースにエントリー
- 宿泊先を確保
- 航空券を確保
- 前日までに受付
エントリーは先着順
北海道マラソンのエントリーは抽選ではなく、先着順です。
エントリー方法は大会公式アプリか大会公式ホームページからで、方法によってエントリー開始日時が違います。
2023年のエントリー開始は以下のとおりでした。
3月1日12:00〜 出走権付き旅行プラン
4月2日18:00〜 公式アプリから一般エントリー
4月4日18:00〜 公式HPからエントリー
開始時間にあわせて準備をしておきましょう。
今年はアプリのエラーでiPhoneからのエントリー完了したのが3時間後でした。
エントリー後は飛行機と宿の予約を
エントリーが完了したら次に飛行機と宿の予約をします。
飛行機は「ソラハピ」で行いました。
ソラハピは必要事項を入れるだけで簡単に最安のチケットを検索できます。
初めての北海道でしたが、困ることなく航空券を予約することができました。
航空券は早割などがあるので早めの予約が安心です。
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宿は「楽天トラベル」で予約しました。
北海道マラソンの選手待機所は札幌大通公園なのでそこから歩いていける、
「札幌プリンスホテル」を予約しました。
ここは大浴場(有料)もあるのでレース後にゆっくりお風呂に入りたい人にもおすすめです。
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アスリートビブスは前日までに
北海道マラソンのアスリートビブス受付は以下の期間になります。
- 8月25日(金)13:00~20:00
- 8月26日(土)10:00~20:00
当日の受付はないので注意が必要です。
必ず、前日までにアスリートビブスを交付してもらいましょう。
受付は札幌市内の大通公園にて行われます。
受付にはWEB引換証が必要になるのであらかじめ準備しておきましょう。
当日は待機所からスタートブロックへ
レース当日は走る服装で会場に向かいました。
アスリートビブスによって選手待機所が分かれています。
待機所には以下のものがあります。
- 荷物預かり
- 給水、補給食テント
- 脱衣テント
- 簡易トイレ
トイレは時間帯によりますが、約10分〜15分並ぶことになります。
荷物預かりは自分で7:00〜8:00に決められたワゴン台車に載せます。
待機所には給水と給食テントがあるので、荷物を預けた後でも水分補給をすることができます。給食はバナナが配られていました。
スタート20分前までにスタートブロックにて待機する必要があるので時間に余裕を持って向かいましょう。
冬のマラソンみたいに寒さで凍えることはないので、多少早く向かっても大丈夫です。
\\マラソン前日までのルーティンは下の記事で紹介しています。//
北海道マラソンコースの紹介とポイント解説
北海道マラソンコースのポイントとなるのは4つ。
- ・前半5kmの登り坂
- ・5~10kmの下り坂
- ・15〜35kmのすれ違い
- ・日差し、雨対策
前半5kmはリズムで走る
スタートから約5kmは札幌市街地をゆるやかに登ります。
集団で走ることになるので無理にペースを上げようとせず、お祭りの雰囲気を楽しみながら周りにあわせてリズムで走りましょう。
想定したペースより遅くても慌てないのが大切です。
5〜10kmはペースの上がり過ぎに注意
5kmkを過ぎると集団も落ち着き下り坂になるので自然とペースアップすると思います。
ちょうど身体が動く頃でもあるので、調子が良いと勘違いしてペースが上がりがちです。
ここでオーバーペースで走ると後半にそのツケが回ってくるので注意。
冷静にペースを判断しよう!
15〜35kmでのすれ違いを楽しむ
15kmくらいから大通りを往復するカタチになります。
ここでは先頭のエリートランナーや、知り合いのランナーを見つけるチャンス。
トップ選手の走りをみたり、反対車線のランナーとお互いにエールを送り合って見晴らしの良いコースを楽しみましょう。
互いに応援し合おう!
日差し、雨対策にキャップがあると安心
コースには日差しを遮るものが少なく、2023年のレースでは途中雷雨もありました。
そこで活躍したのがランニングキャップ。
前半には日差し対策として、雨が降ってからは視界確保にランニングキャップが役に立ちました。
脱水に注意!レース攻略方法
今年の北海道マラソンは例年より暑く途中で雨も降り、過酷なレースとなりました。
そんなレースを攻略するには以下のことに注意。
- 水分と塩分をしっかり補給
- 水分の摂り過ぎによる腹痛に注意
- カラダに水をかける
- 日差しと雨対策にはキャップがおすすめ
一つずつ解説します。
水分補給と塩分補給
夏のマラソンではやっぱり脱水症状に注意。
そして足攣り防止のために塩分も摂りましょう。
水分の摂り過ぎによる腹痛に注意
前半に水分を摂りすぎると内臓に負担がかかりお腹が痛くなることがあります。
私も前半に水分を摂りすぎたのか、20km過ぎに差し込みがきました。
差し込みが来たときは痛くないペースまで落として、呼吸を整えましょう。
カラダに水をかける
暑い中でのレースは水分補給と一緒に水をカラダにかけて体温上昇を抑えましょう。
頭、首、太ももにかけると涼しく感じます。
その際、シューズにかからないように注意しましょう。
北海道マラソンのエイドはテーブルが多いので安心。
スポンジがあるエイドもあるので積極的に摂りましょう。
日差しと雨対策にキャップをかぶる
北海道マラソンのコースは日陰になる所が少ないのでキャップをかぶりましょう。
2023年はレース中に雷雨もありました。
キャップは雨で視界が悪くなることも防止できるのでキャップはあったほうが良いです。
今回はNBの上下とキャップで走りました!
観光も楽しめる北海道マラソン
せっかく北海道に行くのであればやっぱり観光も楽しみましょう。
私にとって初めての北海道はレース前日に小樽、レース翌日に美瑛に行ってきました。
前日の朝はホテル周辺をジョギングで観光
レース前日は札幌市内をジョギングで回りました。
人のまだ少ない札幌駅に行き、
札幌時計台へ行き、
北海道大学内のクラーク博士を見ました。
小樽は札幌から電車で40分程で行ける
札幌駅から小樽駅まではJR快速エアポートで33分、JR函館本線で45分で行くことができます。
なお前日の小樽は36度と酷暑でした。
美瑛の青い池には車で3時間ほど
レース翌日はレンタカーを借りて美瑛の「青い池」に行ってきました。
天気は曇っていましたが、池はとてもきれいな青色でした。
レンタカーは当日の朝に予約を探したのでなかなか見つかりませんでした。
事前に確保しておくのがおすすめです。
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セイコーマートも堪能できた
旅の途中では北海道ご当地コンビニの「セイコーマート」に何回も通いました。
北海道での初日はセイコーマートオリジナル商品のみで夕食。
焼きうどんは140円と格安でした。
レース当日の朝もしっかりセイコーマートばかりです。
帰りの空港で最後まで北海道を楽しむ
最終日は早めに新千歳空港に向かい、空港内で買い物やグルメを楽しみました。
昼食にみそらーめんを食べて、
デザートは北海道マラソンスポンサーの「よつ葉」のソフトクリームを食べました。
チョコレートプレートがついていました。
夏の終わりに走りも観光も北海道で楽しもう
北海道マラソンのエントリーから航空券と宿泊施設の予約方法について、
レースの走り方について解説しました。
まとめ
- エントリーは先着順なので開始時間には構えておく
- エントリーが完了したら宿と飛行機を確保
- 暑さ対策をしておく
- 観光場所によってはレンタカーがあると良い
夏の終わりにレースも観光も思い切り楽しみましょう!
そのためには夏場にしっかり走り込んで余裕をもってレースを走れるようにしておくと安心です。
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